香川・徳島・高知キャリア形成・リスキリング支援センターの制度普及推進員より、自己理解とモチベーションアップに繋がるジョブ・カード作成や、ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング導入の紹介を受けました。ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングは、一人ひとりが自己理解を通して、仕事に対する向き合い方を考え、行動していくきっかけとなる「気づき」を得る支援である、と提案がありました。中堅層スタッフへのキャリア支援を通じた成長によるチーム全体の底上げとリーダーの意識改革に向けた効果的な研修について調べていたため、キャリア形成・リスキリング支援センターに依頼し、導入することにしました。

業務上、職員を一同に集めることは難しいため、香川・徳島・高知キャリア形成・リスキリング支援センターの制度普及推進員から、2~3人単位でジョブ・カード作成支援を受けました。　自身の価値観（何を大切にしているか）と強み・弱みを理解するワークにおいて、同僚とのシェアを行うことで自分の弱みの捉え方が変わった等の気づきがありました。キャリアコンサルティングでは、仕事と家庭の両立や自身の強みを活かした働き方、今後のキャリア形成についてじっくり相談し、キャリアコンサルタントから助言をもらい、自身の将来を考えるきっかけとなりました。

キャリアコンサルティングの実施にあたって、業務が手薄にならないよう、時間の調整に苦慮しました。しかし、事前にキャリアの棚卸しをしっかりしたことで、１時間の面談時間の中で、今の自分を肯定しながら、前に進むための方法を相談し、充実した時間を持つ事ができました。また、人との関わり方の大切さや、働き方、資格取得など、自身がキャリアアップしたい事柄についての情報提供を受けることで、進むべき道筋が明らかになり、職場全体のモチベーションがアップしました。今後もキャリアコンサルティングを継続的に取り入れ、ロールモデルとなるスタッフが増え、スタッフ全体の働く意欲の更なる向上につながることを期待しています。