当社は、以前より人材育成の必然性を感じており、コンサルティング会社に依頼し研修を行ったこともありましたが、なかなか思うような結果が出ていませんでした。
そんな時、高知労働局の紹介で、香川・徳島・高知キャリア形成・リスキリング支援センター普及推進員より、ジョブ・カードを活用した人材育成研修の案内を受けました。
研修実施後、個別のキャリアコンサルティングを行うことで、従業員1人ひとりの意識改革を図り、職場の活性化につながる期待感から、導入を決めました。

香川・徳島・高知キャリア形成・リスキリング支援センターの普及推進員からの提案で、まずは意識改革から始めることにしました。工場の稼働を止め、全社員を対象としたキャリア研修を計画。研修内容として、自己理解を深めるための、ジョブ・カードを活用したキャリア・プラン作成に加え、組織課題であった、従業員同士のコミュニケーションを強化するための研修を組み合わせて実施しました。その後、キャリアコンサルタントとの１対１のキャリアコンサルティング面談を実施しました。

研修では、「全社員が同じ目標に向かい、プロ意識を持って仕事をする事が大切だ」 「時間管理を行い、目的・目標を明確にすることで、生産効率を上げられるようにしたい」という声が多く寄せられました。
キャリアコンサルティング面談では、今まで気づいていなかった自分の強みや課題に気づける機会となり、面談後、前向きな行動変容も見られ、従業員の意識改革に効果があったと思います。
全従業員が同じ目標に向かって仕事をすることで、職場の活性化につながると考えており、今後は、セルフ・キャリアドック制度の導入を視野に、各分野での研修を計画中です。