本校では、情報技術の変化に応じた、情報技術を学べる環境づくりをしております。また、IT業界の第一線で活躍し続けるために、常に情報技術の知識やスキルをアップデートし、生涯にわたり学び続けられる力を身につけることを目指しています。１年生でジョブ・カードを作成し、自己理解を深めることで、在学中に取得すべき資格や検定に向けたプランや目標を、早い段階で自主的に立てる事が可能になるのではと考えました。

キャリアコンサルタント講師の指導のもと、ライフラインチャートによる過去の振り返りや、ジョブ・カード作成で、自分の興味関心や今後やっていきたい事などを明確化し、さらにジョブ・カードの自己診断を利用し、興味関心→スキルチェック→価値観の診断を行い、職業の適性における自己理解を深めました。また、job tag（職業情報提供サイト）で、学生一人ひとりが興味関心の診断結果を関連づけて検索を行い、自分が今まで知らなかった職種を見つけたり、求人状況、年収、労働条件、エントリーに必要な資格を調べる等、主体的な職業選択に向け視野を広げる事ができました。

ジョブ・カードセミナーを1年生で実施する事で、卒業までに身に着けるべき情報技術や、適性を活かす就職、また、自分の価値観を俯瞰的に見るという視点の大切さを、在学中の早い段階で知る事ができ、今後の学生生活における目的や、将来の目標に向けとても有意義でした。また、job tagも併用する事で、仕事内容をより具体的に描く事ができ、就職活動に対する目的意識を高める事にも役立ちました。