公益社団法人栃木県看護協会
相談支援のスキルとキャリアに対する意識の向上を目指し、
ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングを実施!
活用テーマジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング
所在地栃木県宇都宮市
業種サービス業(他に分類されないもの)
事業概要訪問看護ステーション、ナースセンターの運営
設立1948年
従業員約130人(非正規含む)
ジョブ・カードを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
看護職などに対する相談支援スキル向上と職員のキャリアに対する意識向上のため
当協会が運営しているナースセンターの相談窓口では、栃木県内の現職看護師からの相談や、看護職希望者や求職者からの様々な問い合わせに対応をしています。その相談窓口で対応する看護職相談員が、キャリア形成の視点を取り入れた助言・対応ができるようにしたい、と従前より考えていました。そのためにはどうしたら良いか、様々なセミナーも検討していたところ、栃木キャリア形成・リスキリング支援センターからジョブ・カードの作成と、ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングの紹介を受け、導入することにしました。
ジョブ・カードをどのように活用しましたか?
ジョブ・カードを活用したセミナーと協会職員向けキャリアコンサルティングの実施
栃木キャリア形成・リスキリング支援センターの提案を受け、ジョブ・カードを活用したセミナーを、協会職員に実施することにしました。セミナー内容として、自らのキャリアを棚卸しするとともに、ナースセンターを訪れる方からの相談に対する支援スキルの向上を目指し、「キャリア形成の視点」を学ぶことの両面の内容を要望し、実施してもらいました。セミナーでは、ペアワークを行い、棚卸しをした自身のキャリアを「傾聴の姿勢」でペアに聴いてもらうことで、自己理解をより深めることができました。その後、ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングを行いました。
導入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
協会を運営する各スタッフが自分の仕事の意義について意識を向上することができた
当初は看護職相談員7名のみ、ジョブ・カードセミナーの受講を予定しておりましたが、興味をもった他の職員からも受講したいと希望があり、20名が受講しました。ジョブ・カードを活用したセミナーにより自己理解が深まり、さらにキャリアコンサルティングを受けたことで、自分自身が目指したい方向性が明らかになり、スキルアップにつなげています。これを機にキャリアコンサルタントや、医療事務等の資格取得を目指し、頑張っている職員もいます。職員一人ひとりが自身の課題やキャリアについて、自分事として考え、行動を意識することができるようになりました。