株式会社琉球新報印刷
幅広い年代が一緒にジョブ・カードを用いたワークに取り組むことで、
コロナ禍においても従業員同士の連帯感を醸成!
活用テーマジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング
所在地沖縄県那覇市
業種印刷業
事業概要「琉球新報」と受託紙の印刷
設立2020年
資本金100万円
従業員26人
ジョブ・カードを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
それぞれの強みや役割を再認識し、職場の連帯感醸成を目指す
弊社では「安全第一、定時印刷・定時発行」をモットーに本紙(琉球新報)や副読紙、受託紙の印刷を行っています。幅広い年齢層の従業員が日々の業務に当たっていますが、2020年に分社化してまだ日が浅いことや、感染症の影響もあり、これまで従業員研修の機会に恵まれませんでした。そんな中、沖縄キャリア形成サポートセンターからの提案を受けて、ジョブ・カードによる振り返りや強みの把握が、従業員個々の働くモチベーション向上につながることを知り、導入することにしました。
ジョブ・カードをどのように活用しましたか?
職業人生を曲線で可視化、周囲から期待される自分像をジョブ・カード研修で明確に
「気づきを行動に!」をテーマに、講師を招いたジョブ・カード活用研修を取り入れました。ライフラインチャートを描くワークでは10代から60代までの従業員が一緒にワークに取り組むことになり、お互いの人となりを知りチームワークがより強くなりました。ジョブ・カードを活用し、自己理解を深め、周囲から期待される役割を自分ごととして捉える機会にもなりました。実際に記入したことを用いて、信頼を高める傾聴の基本姿勢も学び、新たな気づきも得られました。
導入前後を比較して、社員・組織にどんな効果がありましたか?
職場の連帯感も生まれ、従業員同士のコミュニケーションの活性化に
新聞印刷は読者にニュースを届ける最後の関門という従業員共通の大きな使命は感じながらも日々の業務に追われ、仕事の目的や誇りが見えなくなっている側面がありました。今回、年代にかかわらずジョブ・カードを活用したひとつのワークに取り組むことで連帯感も生まれ、働く意義や果たすべき役割も見つめ直したようです。研修後、同僚への声掛けに工夫がみられるようになり、学んだことがすぐ実行に移され職場が活発化しました。また研修を受けたいという声も聞こえてきています。