東宇和農業協同組合
ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングで
モチベーション向上と定着率の改善に貢献!
活用テーマジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング
所在地愛媛県西予市
業種総合農協
事業概要営農事業/生活福祉・共済・金融
設立1997年4月1日
資本金23億円(出資金)
従業員244人
ジョブ・カードを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
職員のモチベーション向上を図り、職員の定着率改善や人材育成のために導入
今年1月の合同企業説明会で、愛媛ジョブ・カードセンター(当時)の普及推進員にジョブ・カード活用について説明を聞いたことがきっかけでした。正職員のモチベーション向上や、40~50代職員の不足により将来の管理職人材が枯渇するという課題を抱えていました。それらを改善するために、ジョブ・カードの作成により自己理解を深め、キャリアコンサルティングを通じて職員一人一人に気づきや今後の目標について相談することが効果的だと聞き、導入することにしました。
ジョブ・カードをどのように活用しましたか?
オンラインを活用したジョブ・カード研修会やキャリアコンサルティングを実施
当組合は正職員に年1回「目標管理カード」の記入後、面談を実施していました。職員によっては目標の具体化が難しく、面談ツールとして活用しにくいといった課題を抱えていました。そこで自己理解を深め、モチベーション向上に繋げるジョブ・カード作成研修の企画・講師を愛媛キャリア形成・リスキリング支援センターに依頼しました。オンライン開催でしたが、逆にそのおかげで全正職員(157名)が受けることができました。その後24名の職員(主に管理職・新入社員)にジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングをオンラインで実施しました。
導入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
キャリアコンサルティングにより仕事に対するストレス軽減と自己理解に繋がった
キャリアコンサルティングを受けた職員からは「今まで仕事や自身のことをじっくり話す機会がなかった」「自分に自信が持てるようになった」「自分のキャリアを考えるきっかけになった」等の感想が寄せられました。キャリアコンサルティングでは社内面談では話しづらいことを相談でき、自己分析やストレス軽減につながるなど「気づき」の重要性を感じました。管理職は日々の課題等を相談することで仕事に対する迷いの低減につながり、若手・中堅社員は今後自身のキャリアについて考えるきっかけとなりました。