株式会社酒商山田
「働き方改革」の次のステージへ「働きがい」の醸成を目指して!
活用テーマジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング
所在地広島県広島市南区
業種卸売業、小売業
事業概要酒類販売業 日本の酒(日本酒、本格焼酎、日本ワイン)の販売
設立2004年
資本金1,000万円
従業員30名(2020年11月当時)
ジョブ・カードを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
働きがいを醸成し、環境整備をさらに進めて
職場全体の活性化を目指す
当社では8年ほど前から新卒採用を開始し、年々従業員数が増えております。それにあわせ、職場全体の活性化を目指し「働き方改革」として、残業時間の削減や有給休暇取得などの整備を進めてきました。これに続く次のステージとして一人ひとりのモチベーション向上につながる施策を検討していたところ、キャリア形成・リスキリング支援センターから、ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングによる人材育成の提案を受けました。キャリア形成を支援することは、当社の経営方針「自己を磨き、人を育て、喜びと感動、繁盛を創る」に通じると思い、働きがいの醸成により職場全体の活性化も期待できると思い実施を決定しました。
ジョブ・カードをどのように活用しましたか?
キャリアについて考える重要性を伝え、セミナー・キャリアコンサルティングに臨む
実施を進めていく上で、経営報告会にて、経営者より社員に対し、今回の取り組みを通じて、キャリアについて日頃から考えていくことの重要性と、それぞれが自己理解を深め、生き生きとした充実感のある働き方を目指してほしいという思いを伝えました。全従業員を対象に、ジョブ・カードを活用したセミナーとキャリアコンサルティングを行いました。ジョブ・カードの作成を通じて自己理解を深め、続く面談で、自身のキャリアについての考え方や思いを話す中で、キャリア・プランを描く機会になったようです。面談にあたっては、社員が安心して話せるよう、すべての店舗で個室を準備し、面談実施に向け、事前に環境を整えました。
導入前後を比較して、社員・組織にどんな効果がありましたか?
従業員個々のワークライフバランスなどに配慮した環境と人材育成施策づくりへ繋げる
キャリアコンサルティング実施後のアンケートでは「自分のやってきたことに自信が持てた」「気持ちの整理ができた」「これから何をやればいいのか分かった」など満足度が高い結果となりました。アンケートを通じて一人ひとりの声が聞けたこと、そして、ジョブ・カードを活用しキャリア・プランを描く機会を設けることで、一人ひとりが主体的に業務に取り組むことへと繋がることがわかりました。今後引き続き、個々のワークライフバランスなどに配慮した仕組みの整備を進めていく方針です。社員の働きやすさと働きがいを醸成する施策により、さらなるモチベーションの向上、生き生きと働ける環境づくりを目指して参ります。