学校法人古河コア学園 古河テクノビジネス専門学校
自己理解を深め、学生一人一人が自信を持って就職活動に向かうための「きっかけ」づくり
活用テーマジョブ・カードを活用した就職指導
所在地茨城県古河市
業種教育・学習支援
事業概要情報システム工学科・デジタルクリエイト学科・ビジネスIT学科
設立1987年
学生数43名(教職員13名)
ジョブ・カードを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
学生の自己肯定感と積極性の向上を促し、就職活動につなげる
本校では、入学時から就職指導をカリキュラムに組み入れ、学生の就職活動をサポートしていますが、「アピールできる事がなく自信が持てない」等、前向きな気持ちで就職活動ができない学生が少なくない現状でした。本校で学ぶIT技術は、現代社会において需要の高いスキルであり、今後の就職活動においても、自信を持って学生の能力や適性が活かされるよう、自分の持つ可能性と強みを知り、アピールができる学生になってもらうため、導入いたしました。
ジョブ・カードをどのように活用しましたか?
過去を振り返る自己理解(個人ワーク)と自他認識の理解(ペアワーク)を導入
1年生11名を対象に、就活前の1月のタイミングでセミナーを実施しました。個人ワークでは自分の過去から現在までを振り返り、ジョブ・カードで学習した内容、取得した資格・スキルを整理し自己理解を深め、次の「ジョハリの窓」を活用したペアワークでは、自分と他人の認識のズレを理解する自己分析を行いました。コミュニケーションに対して非常に苦手意識の強い学生が多かったのですが、個人ワークでの意識変化で自己理解から自信が生まれたことから、ペアワークでは積極的な参加と発言が生まれました。
導入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
学生の前向きな意識変化が見られ、学校側のサポート力強化につながった
学生への一番の効果としては、学生同士のコミュニケーションが活性化され、表情が明るくなり、発言の量が増えたことです。また、自己理解を深め、現代社会で自分たちの学びのスキルが必要とされていることを理解し、自身の「強み」に気付いてくれたことは、大きな収穫でした。学生が、「自己分析力」「自己肯定感」「コミュニケーション力」の重要性に気づき、今後の就職活動に主体的に取り組めるよう、学校側もジョブ・カードを活用した就職指導を引き続き行っていきます。