学校法人大麻学園 四国医療専門学校
ジョブ・カードを活用し自己理解を深め、医療を通じて社会の役に立ちたいとの志を持つ多様な人材を育成します!
活用テーマジョブ・カードを活用した就職指導
所在地香川県綾歌郡宇多津町
業種教育・学習支援
事業概要鍼灸マッサージ学科・鍼灸学科、柔道整復学科、理学療法学科、作業療法学科、看護学科
設立1956年
学生数601名(教職員74名)令和5年5月時点
ジョブ・カードを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
内的キャリア(自分自身の内側にある価値観)を深め、学生が長期的なキャリアを考えるきっかけにする
本校は教育理念「自律」「信頼」「貢献」を実現する医療人を育成しております。しかし昨今、学習途中で退学してしまう学生や、就職後の早期離職者からの相談を受け、本校としては、学生自らが入学した目的や描いた目標を振り返り、改めて自己理解を深め、キャリアについて「学び、考え、行動する」ことが必要と感じました。そのような機会や手段について検討していたところ、香川キャリア形成・学び直し支援センターからジョブ・カードを活用した自己理解セミナーの提案を受けました。
ジョブ・カードをどのように活用しましたか?
自己PR文を作成し、自分の「強み」が財産になることを認識
作業療法学科・理学療法学科(4年制)の3年生が1月に参加しました。まずは、ジョブ・カードを活用し、個性・性格・大切にしたい価値観や強みを明確にした上で、「自分らしい選択」をするために、「自分はどうしたいのか、どう生きていきたいのか」を考えてもらいました。その後のワークで、実際に自己PR文章を作成してもらい発表しました。また、学生同士が共感したり、弱みをリフレーミングし合う事で、改めて自分の「強み」を認識することができました。
導入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
自分の強みを理解し、主体的なキャリア形成への意識付けを実現
学生は、自己理解の重要性を感じることができました。「仕事に対して自分が出来る事を振り返る事が出来た」「新しい価値観や可能性があることに気付いた」などの声があり、将来自分がどうなりたいか、どのような働き方をしたいのかを明確にして、キャリアを考えるきっかけとなりました。実施後のアンケートでは、88%の学生が、ジョブ・カードを更新し続けて活用していきたいとの反響がありました。学校側も、自ら学び、考え、行動できる医療人材の育成を目指し、引き続きジョブ・カードを活用したキャリア教育を進めていきます。