株式会社福祉の里
考課者自身のキャリアビジョンを描く機会になるとともに、
その体験が、部下との面談力向上に繋がるキャリアコンサルティングの効果を期待!
活用テーマジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング
所在地愛知県北名古屋市
業種医療、福祉
事業概要介護事業
設立1983年12月1日
資本金6,000万円
従業員620人
ジョブ・カードを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
考課者がキャリアコンサルティングを受けることで、部下との面談の参考になることを期待
当社は、従業員の90%以上が女性であり、社員のワークライフバランスを実現させる取り組みを推進し、社員一人ひとりがいきいきと楽しく仕事ができる職場を目指しています。
愛知・岐阜キャリア形成・リスキリング支援センターから説明を受け、普段部下との面談を実施し、部下の目標実現に向けたサポートをする立場にいる考課者自身にジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングを受ける機会を設けることで、考課者自身のワークライフバランスの実現の支援に繋がるとともに、話の聞き方など面談の参考になることも学べる機会となるのではと期待し導入を決めました。
ジョブ・カードをどのように活用しましたか?
ジョブ・カードでキャリアを振り返り、介護職に対する思いや管理職としての役割の気づきを深める
各営業所・ステーションの管理者や各施設管理者などの考課者を対象に事前セミナーを実施しました。全参加者が初めてジョブ・カードを作成しましたが、自身のキャリアの棚卸しを行ったことで、今後のキャリアを考えるきっかけになったようです。
その後キャリアコンサルティング面談を実施、「自由に自分のことを話すことができた」「自分のキャリアを振り返り客観視できた」 「面接を受ける側を理解できた」等、介護職に対する思いや、より良いサービスを提供するために自分は何ができるかなど、話すことで「気づき」を得る新鮮な体験機会となったようです。
導入前後を比較して、社員・組織にどんな効果がありましたか?
キャリアコンサルティングは組織内での管理職の役割期待、面談力向上に繋がる事を実感
普段部下と面談をする側の考課者が、受ける側の立場を経験したことで、話の聞き方や部下の気づきを深めたり、主体性を引き出す面談方法を学ぶ機会にもなったようです。
介護職に必要なコミュニケーション能力の向上にも参考となったという声もありました。組織内で期待されていることを客観的に見つめることにより、管理職としての役割を再認識できたという声もあり、キャリアコンサルティングは組織にとっても良い効果があると感じています。
「社員がハッピーな会社は質の高いサービスが提供できる」という当社の信念の通り、社員がいきいきと働けるよう、こうしたキャリア支援の取組を継続する仕組み作りを検討していきたいと考えています。