今後の働き方・・・たとえば副業・フリーランス
第5回キャリアアップ!コラム
2021年9月27日
こんにちは。キャリアコンサルタントの佐久間です。
「人生100年時代」。最近、メディアで耳にすることが増えました。
少子高齢化が進み生産年齢人口(15歳~64歳)が減っている中、この先働く期間の長期化が想定されます。
また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う出勤抑制の影響もありますが、IT化によりテレワーク人口が増え、副業やフリーランスなど「働き方」の選択肢の幅も広がってきています。
そのような中、「個のブランディング」ということも視野に入れていく必要がありそうです。
さて、キャリア形成・学び直し支援センターでは、副業やフリーランスについてご相談を受けることがあります。
「周囲で副業をしている人が増えてきた。自分も何か始めなくてはと焦りを感じる」
「あと5年で定年。定年後再雇用されたとしても副業しないと収入が足りない」
「子育てをしていくには自宅で働ける方が良い。フリーランスで働くとしたら自分に何ができるのだろうか」など、
幅広い年齢層から様々なご相談を受けます。
その場合、まずは、副業やフリーランスについて考え始めた背景や状況も含め、お気持ちを伺わせていただきます。
必ずしも「フリーランスになるか、ならないか」の二者択一ではなく、もしかしたら選択肢は他にもあるかもしれません。
時期や環境について考えてみることも大切ですね。
「個のブランディング」を進めていくために、改めてご自身の強みや価値観について考えてみたり、短期的に取り組めることや中長期的に準備しておいた方が良いことなど、一度、ご自身のキャリア・プランを描いてみませんか。
人生は選択、つまり「意思決定」の連続です。「今日のランチは何を食べよう」もその一つ。
人は意思決定しながら、日々過ごしています。その中でも、【働き方の選択】は、人生における重要な選択の一つかもしれません。
キャリアコンサルタントは、その方にとってより良い意思決定を、自ら行っていただくための準備、そのお手伝いをさせていただきます。
昨今、キャリア形成・学び直し支援センターでは、オンライン会議システムを利用してWeb面談を数多く実施しています。相談者の方は、お送りするURLをクリックしパスコードを入れて、オンライン上の会議室にお越しいただくだけです。
ご自身の中で、考えていらっしゃることを言語化して、そして、口に出して人に伝える。そのことにより頭の中が整理されていく感覚を体感してみませんか。
「キャリアコンサルティング面談」は、実はもっと身近なものです。
キャリアコンサルタント 佐久間 宏子
経歴 総合商社にて人事労務部門を経験後、子どもの成長に合わせて働き方を選択してきています。民間企業の採用支援、公民連携による職住近接しごとセンターの企画・立ち上げなど、雇用の創造に関わってきました。現在は、在職者のキャリアコンサルティングを中心に、キャリアコンサルタント育成にも携わっています。 |